17日目 5/24 魹ヶ埼と悲し味
後ろ髪を引かれつつ、湯治屋を出発。
また来るぜ…。
ひたすらR106を走り、宮古へ。
小腹が空いた&バッチェ冷えてきた為、道の駅やまびこ産直館IN。
サムゥイ!
なんだかさびれた感じの道の駅である。
人がいない訳ではないのだが。
トリップが340を超えても燃料ランプが点灯しない為、流石に壊れているのではと思い給油。
ここでSR君が驚異の燃費を発揮。
37.61/L。
過去最高。
これならカタログ値も夢じゃないね!
R45からr41で魹ヶ埼へ。
鶴御崎みたいに海沿いのブラインドカーブを延々走るのかと思ったら、山中を走るんすねぇ〜。
地元民の対向車にビビりながら走る点は変わらない。
途中で猿君に遭遇。
普通にいるもんだな。
姉吉キャンプ場着。
デイキャンプ専用。
震災後に作られた為か施設もサイトもとてつもなくきれいである。
無料とは思えない。
SR君はここに停めて徒歩で魹ヶ埼アタック。
隣に停めていたGSアニキは途中迄バイク行けそうだからバイクで行くとのこと。
入口は砂利道だったが途中から草木がおいしげり道がなくなってゆく。
二股に別れていたので、右へ。
この分岐した地点から道がほぼ消滅しているのだが、人が通った跡がある為草木をかきわけながら進む。
「歩くとは聞いていたが、こんなにハードな道とはネットでみなかった。
これ絶対間違ってるだろ。」
と息を切らしていると行き止まりに到達。
やっぱり、間違ってたじゃないか(あきれ)。
戻りながら分岐地点で道を見失いかけ遭難の二文字が頭をよぎる。
何とか道を発見し、帰還。
往復1時間コース。
砂利道から先の橋ガードレールに魹ヶ埼遊歩道200mの文字を発見。
普通に考えてこっちなんだよなぁ。
GSアニキにつられた。
遊歩道入口にはプニキ注意とバイク自転車進入禁止の看板。
駐車場まであるじゃないか(憤怒)!
GSアニキも停めてるよ!
ここから往復8kmの2時間コース。
すでにかなり体力を消耗しているのだが行くしかない。
入口から1kmぐらいの傾斜が一番キツかったです(小並感)。
あと、魹ヶ埼迄何kmの看板も結構精神にきます。
全然進まないし、プニキの恐怖もあるからね。
プニキ対策はあいぽんで音楽鳴らしてました。
こうして歩くと普段バイクでいかに楽をしてるかが分かる。
バイクも楽ではないのだが…。
魹ヶ埼着。
灯台のふもとの東屋で小休止。
置いてあったおもいでノートに二度と来ないと書き込む。
途中で抜かしたGSアニキが来たので、少々おしゃべり。
GSアニキこの後、大間迄行くつもりだったらしい。
そりゃあ、あんた距離と時間的に無理ってもんよ…。
雨がパラつきだした為、ダッシュで帰る。
前を見ると嫌になるので下を見てひたすら歩く。
急いでも1時間コース。
宮古観光案内所で証明書ゲッツ。
やたらと腰の低いおじさんが対応してくれた。
新幹線液晶クリーナーもくれた。
ヘトヘトで宿着。
思い出すと悲しくなる為、詳細ははぶくが22:00頃宿を追い出された。
雨の降るなか(憤怒)!
当方に比はない。
近場の道の駅シートピアなあどで泊。
使用金額
飯 ¥1130
証明書 ¥100
風呂 ¥420
宿 ¥3070
ガソリン ¥1157
合計 ¥5877
走行距離 240km
16日目 5/23 温泉ラッシュ
こめやかたのKポーズで写真撮影のち出発。
本日はひたすら山中を走る。
R398に入るとほぼ車がいなくなる。
当方はせかすこともせかされることも急ぐことも嫌いなので丁度良い。
しかし、少々不気味である。
全面通行止めの嫌な標識が目に入る。
花粉君の猛アタックをくらいながら進む。
通る予定だったr282が通行止め…。
仕方ないのでR13へ迂回。
大沢温泉湯治屋着。
ここもかなり来たかったところである。
受付のアニキに訊いたところ。
入口のすぐ脇に停めさせて貰えた。
ありがたい。
素泊まり一泊¥3000。
布団、Wi-Fi、温泉×4有り。
お部屋は6畳間の個室。
水のせせらぎが心地よく聞こえる。
昔から増改築を繰り返してきたようで、館内はダンジョンの様。
自炊宿の名の通り、調理場やコインランドリーなどもある。
売店では、お高めではあるが食材も売っている。
頼めば、肉や魚も取り寄せてくれるようだ。
金さえあれば、外に出なくてもここで生活が完結する。
せっかくなので、温泉ラリーを開催。
全部の温泉入っちゃる!
まずは、閉まるのが一番早い南部の湯へ。
一旦、外へ出て橋を渡り隣の菊水館へ行く。
湯船が木製であること以外は特徴無し。
泉質もいまいち。
次へ。
大沢の湯。
混浴露天風呂。
先ほどの橋からつかっている姿が丸見えなのだが、まあ気にすることではない。
混浴と言っても当然お姉さんどころかババアもいない。
(ホモとノンケの)混浴露天風呂。
なかなか開放的でつかっていて気持ちがいい。
泉質は海水の様な濃い匂いがして良い。
温度も程良い。
ここが一番であった。
薬師の湯。
地下のおしゃレトロな風呂。
天井が高い。
アツゥイとぬるめの2つの浴槽。
泉質特徴無し。
ここらへんから暑くてフラフラ。
豊沢の湯。
菊水館とは反対側の隣の山水閣へ。
半露天の大きい風呂。
このタイプは初めてかもしれない。
貸し切り。
泉質特徴無し。
シメにもう一度大沢の湯に行きたかったが、女性専用時間に突入した為パス。
ランドリーで洗濯物をぶちこんで終了。
お食事所はお安めなのだが、量が少ない。
人と来て、酒でも飲みながら色々頼むと楽しそう。
次は誰かと来て、連泊でゆっくり湯巡りしたい。
使用金額
飯 ¥1438
ガソリン ¥903
合計 ¥2341
走行距離 200km
15日目 5/22 憧憬の地
水林自然林発こめやかたゲストハウス着。
銀山温泉経由発車致します。
汗だくになりながら、撤収&積載。
R13で行けば、一瞬で着くのですが、それでは面白くないのでまわり道。
マップルで面白そうな道を探す。
道の駅七ヶ宿でうーめん定食を食す。
名物らしい。
うん、香りのない歯ごたえのあるそばって感じ。
物販にて、ZNKうーめんを発見。
買うかしばらくなやんだが、¥810とお高いのと箱が荷物になりそうだったのでスルー。
ZNKみると東北来たって感じする。
しばらく走り道の駅天童温泉で休憩。
無料の足湯がある。
はぇ〜、足湯の形が将棋のコマになってるんすねぇ〜。
天童名物のコラボレーション。
ZNKグッズはなし。
三月のライオングッズは有り。
ジェラートを食す。
暑いからうまいわ〜。
ゴミ箱をみると食わずに捨てられたコーン。
ローマの休日かよ。
当方は食べました。
こめやかたゲストハウス着。
古民家。
布団、Wi-Fi、キッチン、シャワー、洗濯機有り。
オーナーが農家なので米食べ放題。
付け合わせの梅干しなんかもある。
銀山温泉へGO(神)。
初めてみたときからずっと行きたかった場所。
やっと行けるんだなぁ。
テンション上がって、おぱんつおぱんつ歌いながら走ります。
r29で山中を抜けて逝くつもりだったが、通行止めだった為R13に出る。
青看にしたがって進む。
青看、君だけが頼りだ。
帰り絶対道分かんねえぞ。
これ。
銀山温泉着。
案内所のお姉さんに何処に停めたらよいか尋ねたところ。
本日は車が少ないのですぐそこに停めてよいとのこと。
温泉街の目の前です。
ありがとうございます。
バイクでよかった。
思ってたより小さかったです。
でも、これぐらいがちょうどいいのかも。
民家もあるんすねぇ〜。
古い建物からデザイナーズな新しいものまでありますね。
奥の方に銀坑道跡があるらしいので、行ってみる。
はあ、なんだこれ結構距離あるな。
坑道跡まで200米の地点でさらに奥に集落跡の看板を発見。
よっしゃ、行ったろ!
が、歩けど歩けどみえてこないので引き返し、坑道跡へ。
プニキ注意の看板にビビりながら進む。
坑道跡着。
はぇ〜、バッチェ冷えてる。
ほんで、所々狭っ、狭い。
膝を笑わせながら温泉街へ帰還。
日帰り湯かじかの湯にIN。
管理人はいないので、入口で¥300をポストするスタイル。
木製の湯船1つとシャワーが1つ。
このシャワーはさっぱり出ない。
風呂桶は古式ゆかしいケロリン。
濃い硫黄の匂いがするアツゥイお湯。
当方大好きなタイプである。
貸し切り。
誰も居ないので、「逝くぜ!第2ラウンド!」。
とか、やってました。
一人で。
帰る頃には、ガス灯もついていい感じ。
また来たい。
案の定、R347に出る。
発見したスーパーに寄るもまさかの19:00 閉店。
が、近場に別店舗を発見しGO(神)。
勝利のおーばん南尾花沢店。
思わず、右手を上げる当方。
その為の右手。
すっかり暗くなってしまったが、無事宿に帰還。
肉とトマトと米でパーティー。
使用金額
飯 ¥1924
宿 ¥2500
風呂 ¥300
走行距離 240km
14日目 福島 to 福島そして磐梯へ
今日は短距離なので、もっさり出発。
出際にオーナーと撮影会。
目指せ磐梯吾妻スカイライン。
ゴールドライン、レークラインを通りスカイラインへ。
日曜だからかライダーが多いですねえ。
サンデーライダー。
当方は60キロでトロトロ走っているので、バンバン抜かされます。
しかし、みなさん看板をみたのか抜き際にヤエーしてくれます。
うれしいなぁ。
3人組革ツナギガチ勢に抜かされる。
振り返ってまで、手を振ってくれた。
うれしいんだけど、前みないと危ねぇぞ。
浄土平レストハウスで飯。
ここにもライダーが沢山。
ちょっとした展示会みたい。
目の前に吾妻小富士なる山があったので、登ってみることに。
めちゃめちゃキツかったです。
階段を登りきって終わり。
かと思ったら、山頂はすりばち状になっていて、そのふちの部分を歩ける。
のですが、これがかなり起伏があってキツい。
しかも、砂利で足が滑る。
特に右回り2/5辺りが道幅が狭くて、チンサムでした。
落ちたら死ぬ!
なんでツーリングに来てこんな事やってんだ。
スカイライン自体はたいしたことなかったです。
やっぱ、志賀草津やな。
あまりに暑くて、走りながら意識がもうろうとしてくる。
水林自然林着。
無料キャンプ場。
駐車場から堤防を越えなければならないので、荷運びがちとキツい。
サイトは草地でフカフカしていて気持ちがいい。
虫君も少なめ。
管理事務所で受付のち、駐車場を探してしばらくウロウロ。
最終的に歩いて発見。
余りの暑さに管理事務所前でジュース片手にうなだれていると管理人さんに話しかけられる。
福島は盆地なので暑いそうだ。
ふーん。
グーグル先生に近場の飯屋を教えてもらい、ラーメンみそ伝へ。
お安めでボリュームたっぷり。
うまい。
言うことなし。
使用金額
飯 ¥1800
ガソリン ¥1307
駐車場 ¥200
合計 ¥3307
走行距離 100km
13日目 5/20 かわせみから福島
騒がしさと暑さで起床。
昨日は1時頃迄騒がしかった。
朝は6:00から。
夜中との温度差でテントはベシャベシャ。
適当に乾かしながら撤収。
心配だった脱出は意外とすんなりいった。
さらば、かわせみ河原。
もう二度と来ねぇぜ!!
園家山は天国だったんや。
福島に向けてひたすら北上(きたかみ)。
R293の途中から路面全面に薄く砂が!
さらにそれをトラックがまきあげる!
あばばばばば!!!
もう全身砂まみれや!
道の駅にしかたで飯る。
¥630カレー。
そこそこボリュームがあって、うんOCです。
サラダもつく。
さらに揚げそば食べ放題とな(タダ)。
R121、R352、R400と3つの国道重複区間を走る。
2つならよくあるけど、3つって珍しい…、珍しくない?
セブンでBLACKを食って冷却。
BLACKいいよね。
安いのにうまいんだもん。
甘過ぎないのも良し。
ライダーハウス福々亭着。
ラーメン屋二階の畳敷きのスペースに泊まる。
風呂有り(ただ少々難あり)。
(気になる人は近場の大江戸温泉物語に行くといい。)
犬、猫、馬、鶏、兎等もいる。
そして、なんとここタダで泊まれるのである。
神。
宿の方のなまりが強過ぎて、最初東南アジアあたりから出稼ぎに来た人かと思った。
疲れていたので、すぐに寝て彼等とは余り話さなかった。
使用金額
飯 ¥1710
ガソリン ¥1246
合計 ¥2956
走行距離 250km
12日目 5/19 脱出
本日も電車でアキバへGO(神)。
人身事故による遅延に巻き込まれ、乗っていた快速が運行見合わせに。
各駅ならすぐ出るらしいが、動くのが面倒なので待つ。
40分程寝ていると動き始めた。
少し眠かったから丁度いい。
UDXパーキングから恐怖の都内走行。
R17からR254へ抜けるまでが勝負である。
R254を外れ、池袋駅前をさまようが無事復帰。
都心から離れるにつれ、車は減り、車線も減って来る。
これだよ。
これ。
こういうのでいいんだよ。
R254の途中でYSP成増へ。
曲がったブレーキレバーを修正する。
「そんな大人、修正してやる!」
「これが若さか…!」
目的地手前のセブンで飯る。
定番のできあいの麺類とおにぎり×2。
うまい。
しばし、だらける。
この満たされる感じがたまらない。
アイスもつけて逝きますよ^〜逝く逝く。
かわせみ河原着。
YBC(ゆっくりブートキャンプ)なるイベントがあるんで来てみた。
過積載の祭典か、ここは。
色んなバイクがみれて面白い。
会場が砂地&砂利なんで、タイヤが暴れる!暴れる!
ライダーたすけて!
ペグもきかないので荷物を入れてテントを固定。
エリステ買っとけばよかった。
みなさんにぎやかでとても楽しそうですね。
ま、僕はぼっちなんですけどね(ソロぼっちライダー並感)。
使用金額
飯 ¥1099
UDX ¥2000
電車 ¥500
レバー ¥1080
YBC ¥900
合計 ¥5579
走行距離 100km
11日目 5/18 東京の街
おやつアニキとともおやつ邸を出発(デッパツ) 。
駐車場に荷物を捨て、アキバを徘徊。
通りがかった野郎ラーメンにIN。
汁なし野郎&ライス。
量的に死にそうになりながら完食。
プハァ、とってもOCです。
駐車場に戻り、宿に予約の電話。
うん、泊まれないらしい。
よし!千葉行きはキャンセルだ!
今からルートを決め直していたら、着く頃には日が暮れてしまう。
特に行きたいところも無かったので、よし。
本日もおやつ邸に泊まることに。
アキバ献血ルームで時間を潰す。
御茶ノ水でKTRアニキに会う。
90年代ギブソンのポットはすぐ壊れるらしい。
19:00頃渋谷へ。
渋谷道頓堀劇場着。
ストリップ劇場である。
タモリ倶楽部で観てから来てみたかったんだよね。
入場料は¥5000とお高いが、一回くらいならいいじゃない?
なかなか良いものであった。
二番目に出て来た女の子がとっても可愛かったです(小並感)。
次回があればもっとゆっくりみたい。
晩飯に東小金井で家系ラーメンを食。
再び、量的に死にそうになりながら完食。
一日に二食も食べるもんじゃないね。
使用金額
飯 ¥1680
入場料 ¥5000
合計 ¥6680
走行距離 0km